全国高校サッカー選手権大会を終えて【試合後のロッカールーム】

ロッカールーム2.jpgみなさんこんにちは!
全国高校サッカー選手権の決勝戦が1月14日に行われました⚽
結果は3-1で青森県代表青森山田高校が2年ぶり2度目の栄冠を掴みました🏆
僕自身高校サッカーが好きで、毎年欠かさずテレビで観戦するのですが、
毎回胸を熱くさせられるのが、

敗退直後に贈られるロッカールームでの監督の言葉』です✨
今回は熱く、そして深い監督のメッセージを紹介していきます!!

1月5日に行われた瀬戸内高校(広島)VS日本航空(山梨)の準々決勝。
この試合は、日本航空が序盤からカウンターを軸に終始瀬戸内ゴールを攻め立てました。
しかし、瀬戸内は吉田選手の1点を守りきり、日本航空は19本ものシュートを放ちながらも
ベスト8で姿を消しました。
試合後、落胆する選手を前に日本航空仲田監督から最後のメッセージが贈られます。
よくここまで頑張ったと思うよ。全国でベスト8だからな。ただもう一つ、欲を言えば、
もっと試合したかったな。正直。この悔しさを教訓に、次のステージでそれを生かす。
それを生かさなければと男じゃないぞ。男っていうのはそういうもん。
泣きたかったらいくらでも泣け。俺が待っていてやるから。
3年間常に寄り添い続けた監督から、次のステージへ進む選手たちの背中を押す熱い言葉でした。

また、今回優勝した青森山田高校は昨年の96回大会は前回王者として臨み、大会連覇を目標に初戦を5-0で勝ち上がりましたが、
続く3回戦は相手の倍以上のシュートを放ちながらも0-1で敗退しました。
直後のロッカールームで青森山田高校の黒田監督は、静かに語りかけました。
優しい言葉をかけたり、『次頑張れよ』というのは簡単だから
そういうありきたりの言葉はかけたくないけど、人間ってさ、
本当に極限の悲劇を自分の身にもたらさないと、なかなか頭で理解できないことってある。
(中略)勝負は甘くねぇなっていうのが分かったと思う。

現実を受け入れられないかもしれないけど、これが現実だ。
素晴らしい敗者にならなければならない。
2年生選手もいる中で勝負の厳しさを伝え、この1年後「素晴らしい敗者」は見事日本一の称号を
手にしたのでした。

いかがだったでしょうか?勝負の世界には必ず敗者が生まれ、その数だけのドラマが存在します。
3年間作り上げたチームの最後に贈られる言葉はとても強い意味を持ち、受け取った選手達にとって
きっと人生の大きな財産になると思います!
次回はどのようなドラマが待っているのでしょうか...今から非常に楽しみです😁
これらのエピソードは書籍やDVDにもなっているので是非チェックしてみて下さいね♪
それでは☆ミ